

雪が降る前日、かなり寒かったですね。
それでも子どもたちは学童の庭で取り組み「なわとビンゴ」(縄跳び検定)をしました。
窓を開けて外で頑張っている子に「寒いでしょ、帰ってきたら。大丈夫?」と声をかけると「大丈夫!」と言いながら冷たくなった手に「はぁ~」と温かい息をかけて縄跳びをしていました。
そんな姿を見てじっとしていられない。
帰ってきたら温かいものを飲ませて体を温めてあげたいと思い「わかめのお味噌汁」を作りました。
作っていると「あ~いいにおい」と室内にいる子どもたちから声が漏れ、ほっとした気持ちになってきたよう。
外から帰って来た子どもたちに「寒かったでしょ。お味噌汁作ったらか飲んで。」と言うと「やった~!いいにおい!食べたい。」と喜んでくれました。
一口飲むと「はぁ~、温まる~。」「おいしいね、〇〇ちゃん。」と気持ちを分け合う姿もみれました。
手先が冷たい子は指導員が手を握って温めて、お湯出して手を温めて、「お味噌汁飲んで~」と3段階で温め完了。
そして更にすごいな、と思ったのはその後の片付けでした。
私が食器を洗っていると、4年生Kくんが食器用ふきんを出して、お椀を拭いてくれるのです。
自然なこの行動に私は感動して「Kくん、ありがとう!!」と力強くお礼を言いました。4年生Kくんが拭いていると1年生Sちゃんがふきんを持って来て拭き始めました。
「えー!自発的な行動!!めちゃくちゃ嬉しい!」と私は心中感動の嵐で「Sちゃんもありがとう!!」「なんて素敵な2人なんだ。自分から人助けできるって素晴らしいことだよ。ありがとね。」と伝えました。
こうやって気が付いて人を助けれる子になってくれた、その成長がさらに嬉しい。
保護者のみなさんと一緒に育ててきた子どもたちの成長を感じれる。指導員やっていてよかったなと思いました。